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クレジットカードの審査と年収や雇用形態の関係

■クレジットカード審査に落ちやすい雇用形態とは

クレジットカードに申込みをした後は、審査に通過するかドキドキするのではないでしょうか。
クレジットカードは、さまざまな項目により審査が行われます。

まず見られるのが、雇用形態です。
一番審査通過しやすいのは、公務員や正社員です。
安定した雇用形態で、職を失う可能性が低いためです。

アルバイト、パート、契約社員などは、クレジットカードを発行できないことはありません。
ただ公務員や会社員よりは、審査に落ちる可能性が低くなります。
非正規社員は雇用形態が安定しておらず、いつクビを宣告されるかわからないためです。
会社の業績が思わしくなくなったとき、最初に行われるのが人件費のカットです。
その対象となりやすいのは非正規社員です。
契約を更新してもらえなくなると収入が途絶え、クレジットカードの返済ができなくなります。
そのため非正規社員は、審査落ちしやすくなるのです。

また勤務先も、審査に影響を与えます。
有利なのは一流企業です。
上場一部の誰でも知っているような企業だと、審査に通りやすくなります。
経営危機に陥る可能性が少ないですし、それなりに年収もあると判断できるためです。
その次は中小企業→零細企業→個人経営といった順になります。
勤務先が個人経営だと、正社員でも審査は通りにくくなってしまいます。

そして非正規社員よりも、評価が低くなりがちなのが自営業者です。
自営業は安定した収入を得ることが難しいです。
今月の利益は先月の半分…なんてこともあり得ます。
また経営が安定していなければ、経営破たんをするとも考えられます。
クレジットカードを発行しても貸し倒れリスクが高いとされてしまうのです。

以前クレジットカードは、会社員しか持つことが難しいものでした。
ところが雇用形態の多様化が進み、非正規社員として働く人たちが増加しました。
会社員だけが発行対象となると、クレジットカードの会員数を増やすことが難しくなってしまいました。
そのためクレジットカード会社は、非正規社員でもクレジットカード審査に通過できるようにしたようです。
非正規社員にとっては、ありがたい変化ですね。

特に勤続年数が長いと、非正規社員でもクレジットカードの審査に通過しやすくなっています。
勤続年数が短い正社員よりも勤続年数が長いアルバイトの方が、審査では評価が高くなるクレジットカードも多いです。
正社員じゃないからとっクレジットカードの発行をあきらめる必要はなくなったと言えるでしょう。

■年収を高くすれば方がクレジットカード審査に通る?

クレジットカードに申込みをするとき、必ず聞かれるのが年収です。
年収は自己申告となりますが、実際とは違う金額に申告する例もあるようです。
年収が高い方が、クレジットカード審査には有利という理由からです。
年収を高く書けば、クレジットカード審査に通るやすくなのでしょうか。

クレジットカードの審査では、年収の裏付けを取ることはありません。
申込書の年収で、特に問題がないとなればそのまま審査は進んでいきます。
多少金額を持っても、スルーされると思って良いでしょう。
そのため多少年収は高めにしても、大きな支障はないかもしれません。
ただあまりに現実離れしている年収が申告されているときは、これはおかしい?!となってしまいます。

年収は審査でだいたい推測することができます。
年齢、勤務先、勤続年数、職種、役職などで、おおよその年収は予想ができます。
そのため実際は200万円なのに、1,000万円などと書いてもすぐにおかしいとなってしまうでしょう。
ウソを申告しているのがばればれになるのです。

クレジットカードの審査では、虚偽というのは非常にマイナスとなります。
クレジットカード会社を騙そうとしているわけですから、良心的な人ではない証拠となります。
クレジットカードも規約違反となる使い方をしそうな人…となり、審査に落ちるとなってしまうでしょう。
審査に通りたいためのウソが原因で、審査に落ちてしまうことになるのです。

クレジットカードの審査で重視されるのは、年収の金額ではなく安定した収入があるかになります。
年収がいくら高くても月により収入額に大きな変動があると、クレジットカード審査には通りにくくなります。
年収は少なくても毎月決まった金額を得ている方が、審査通過はしやすくなると言えるでしょう。
そのため無理に年収を高く申告する必要はないと言えます。

自営業は年収の予想が難しいため、ウソを申告しても良いのではないか?と考えるケースもあるようです。
しかし自営業であっても現実とあまりに差がある金額は、審査で見破られてしまうと思われます。
場合によっては確定申告書の提出を求められることもあり、そうなるとウソだとすぐにばれてしまうでしょう。

年収がたかければ自由になるお金も多くなり、返済能力は高いと判断できます。
だからといって年収を高くして、クレジットカードに申込みをするのはやめてください。
たとえ年収が低くても正直に申告をした方が、クレジットカード審査には通る可能性は高いでしょう。

■ダイナースクラブの審査は年収が重視される

審査が厳しいクレジットカードといえば、ダイナースクラブでしょう。
ダイナースクラブは富裕層向けのクレジットカードとして誕生しました。
以前は35歳以上、会社社長や役員で勤続年数5年以上なければ、審査通過をすることはできませんでした。
一般庶民には手が届かないようなクレジットカードと言えるでしょう。

現在のダイナースクラブは、審査が緩和されているようです。
27歳以上あれば申込ができるようになりました。
ただまだ審査が厳しいことに変わりはないと思われます。
ダイナースクラブの審査には、年収500万円以上が必要になるようです。
それ以下の年収だと、審査通過は厳しいでしょう。
年収499万円でも他の条件が良ければ審査通過できる可能性はありますが、500万円以上あった方が審査通過はしやすいです。

またダイナースクラブは年収500万円以上あり過去3か月の利用実績があれば、過去に遅延を起こしていても審査通過できることがあるようです。
遅延があるとクレジットカードの審査はアウトと思われがちですが、ダイナースクラブは現在の利用実績に問題がなければ審査通過できることがあるようです。
それほどダイナースクラブの審査では、年収を重視していると言えるでしょう。

総量規制が制定されてから、年収3分の1以上の借入はできなくなりました。
消費者金融では収入のない専業主婦や無職に、貸付をすることができなくなっています。

総量規制の対象となるのは、消費者金融などの貸金業者の貸付です。
クレジットカード会社も貸金業者になりますが、ショッピング枠は総量規制の対象外、キャッシング枠は総量規制の対象となります。
ショッピング枠だけのクレジットカードであれば、年収の3分の1を超える利用限度額をもらうことができます。
年収が低くても、審査通過できる可能性が出てくるでしょう。
しかしキャッシング枠を付けると、総量規制のために審査通過できなくなってしまうことがあります。

またクレジットカードは専業主婦でも発行ができますが、総量規制のためキャッシングをつけると審査に通ることができなくなります。
専業主婦は収入がないため、年収3分の1以下の枠にしてもゼロ円になってしまうためです。
ただ一部のクレジットカード会社では、専業主婦でもキャッシング審査に通ることができる配偶者貸付を行っていることがあります。
配偶者貸付は配偶者との年収を合算して、そこから3分の1以下まで借入ができる制度です。
どうしてもキャッシングの審査に通過したい場合は、配偶者貸付を行っているクレジットカード会社を選ぶと良いでしょう。

■ゴールドカードの審査通過に必要な年収は?

クレジットカードよりも審査が厳しくなるのが、ゴールドカードです。
ゴールドカードの審査に通過するには、ある程度の年収が必要になると思われます。
利用限度額も高くなりますので、それを返済できるだけの年収を得ている必要があるためです。

ゴールドカードの審査通過に必要な年収は、以前は500万円以上と言われていました。
しかし現在は審査基準が引き下げられており、400万円以上あれば大丈夫だろうとされています。
以前よりもだいぶゴールドカードは、審査通過しやすくなっているようです。

ただゴールドカードにはいくつか種類があります。
審査通過に年収400万円以上必要となるのは、年会費が1万円程度の一般ゴールドカードです。
低年会費ゴールドカードでは、年収200万円程度でも審査通過が可能とされています。
低年会費ゴールドカードは、発行対象年齢が10代や20代前半からとなっています。
この年齢で高い年収を望むのは、無理があるでしょう。
そのためそれほど年収が高くなくても、発行できるゴールドカードなのです。

年収200万円以上であれば、自分も審査通過ができる!と思った方は多いでしょう。
ゴールドカードの敷居は低くなってきていますので、今が審査通過できるチャンスかもしれません。

クレジットカードには利用限度額があります。
利用限度額はクレジットカード会社の審査で、個別に設定されます。
同じクレジットカードであっても人によっては10万円だったり、50万円だったり、100万円だったりするのです。

審査過程の利用限度額の決定に影響を与えるのが年収です。
年収が低いのに、利用限度額を高くしてしまったらどうなるでしょうか?
返済するのが苦しくなってしまいますよね。
年収200万円程度であれば、クレジットカードの利用限度額は10万円~20万円が妥当となるでしょう。

ただ新規入会時の審査で決まった利用限度額は、一生そのまということはありません。
クレジットカード会社は定期的に会員の与信審査を行っています。
クレジットカードの利用状況が良ければ、与信審査で利用限度額が自動的に引きあがることもあります。
この場合は年収がそれほどなくても、高い利用限度額になることもあります。
年収200万円程度でも、利用限度額を100万円までもらえたというケースも実際あるようです。

ただあまり年収に見合わない利用限度額をもらい、使いすぎてしまうとなっては困ってしまいます。
必要なければ引き下げることもできますので、クレジットカード会社に連絡をしてみましょう。
引き下げはほど審査なしなので、カンタンに行えます。

■年収が高い正社員はゴールドカードの審査にも通る

クレジットカードは正社員だと審査が通りやすいです。
正社員は雇用が安定しています。
アルバイトのような非正規社員だと、すぐに首を切られる可能性があります。
しかし正社員なら、この先も雇用が続くと思われます。
収入が途絶えることがないため、クレジットカードの返済もできやすいということになります。

そして正社員はそれなりの年収があるため、審査に通りやすくなります。
アルバイトは時給や日給となり、月によって収入が変わってしまいます。
正社員は月給となりますので、毎月の収入や年収をある程度予想することができます。
クレジットカードの支払計画も、立てやすいでしょう。
そしてアルバイトよりも正社員の方が、年収が高くなります。
時給だと最低賃金のことも多く、フルタイムで働いても月に何十万円も稼ぐことは難しいです。
正社員だと月収で年収が高いので、クレジットカード審査に通りやすくなるわけです。

正社員で年収が500万円以上あれば、ゴールドカード以上の審査に通ることも可能となります。
審査が厳しいと言われているアメックスやダイナースクラブなのでも、審査に通過できる確率が高くなります。
なので正社員はゴールドカード以上のクレジットカードを狙うのもおすすめです。

クレジットカードは200万円以上の年収があれば、審査に通りやすいと言われています。
しかしそれ以下の年収も方もいるでしょう。
クレジットカード審査に通る、年収の下限はあるのでしょうか。

クレジットカードの審査では、年収の下限は設定されていません。
中には「200万円以上の年収がある方」と下限をはっきりさせているクレジットカードもあります。
ダイナースクラブのように500万円以下の年収は審査通過が厳しいというクレジットカードもあります。
しかしほとんどのクレジットカードでは、はっきりした下限金額はないというのが現状でしょう。

クレジットカードの口コミを見てみると、年収100万円なくても審査に通過しているケースは少なくはありません。
審査の甘いクレジットカードであれば、月に5万円程度の収入で年収60万円くらいでも審査通過できていることもあるようです。
なので年収が低いので、クレジットカードの審査に通らない!と最初からあきらめる必要はないと思われます。

クレジットカード審査では、年収の下限よりも他に気にすべき点があると言えます。
勤続年数、雇用形態、居住形態、固定電話の有無などを気にした方が、クレジットカードの審査対策にはなるでしょう。